旦那のいびきに悩む女性は多いといいます。
お酒を飲んで帰った夜だけならまだしも、毎晩必ずいびきをかく旦那だと、妻は充分な休息が得られません。
旦那のせいで常に睡眠不足にさせられ、イライラが爆発寸前という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
でも、本人は眠っているときは意識がないため、責めるわけにもいかず指摘が難しいですよね。
そこで今回は、いびきをかく旦那に対して、いびきがうるさい旨をどう伝えるべきかを考えていきます。
旦那のいびきがうるさいせいで睡眠不足に…
「旦那のいびきがうるさい!」という問題は、妻にとって切実です。
気にせずに眠ろうと思っても寝つけず、深夜に何度も目が覚めることも…。
旦那のせいで慢性的な睡眠不足に陥り、心身ともに疲れ果てている女性もいるのではないでしょうか。
いびきは本人だけの問題には止まりません。
睡眠不足が健康にもたらす影響は非常に大きく、我慢に我慢を重ねることは何の解決にもなりません。
「私が我慢するしかない」と言い聞かせていると、うつになる可能性もあります。
いびきを改善しなければ、家族皆の健康が損なわれることにもなりますので、適切な手の打ち方を考えていきましょう。
旦那に「いびきがうるさい」ことを言えないという悩み
私たちの体は、眠っている間に「成長ホルモン」が分泌されます。
成長ホルモンは修復ホルモンともいわれ、疲れた体を元に戻したり、風邪のウィルスと戦ったりするのに役立ちます。
風邪などで体調を崩しているとき、いつも以上に睡眠が必要になるのは、体を修復するためですね。
しかし、睡眠が短時間しか取れなければ、体を充分に元通りにすることができません。
そうなると、朝起きたときに体がだるい、やる気が起きないといった状態になってしまいます。
また、いびきをかいて眠っている本人は、しっかり睡眠が取れているように見えますが、実はそうではありません。
いびきは何らかの理由で気道が狭まっていることで起こりますので、酸素不足になりがちです。
いびきをかいている本人も、そばで寝ている家族も、快眠ができていないということですね。
いびきがうるさい旦那への上手な伝え方
いびきについて本人に伝えるときは、「うるさい!」ということを切り口にしないようにします。
いびきをかいている本人は全く意識がありませんので、責めたような口調で言われても受け入れ辛いはずです。
旦那に話すときは、「いびきがいかに不健康か」ということを中心に伝えていくようにしましょう。
実際に、「いびきは体に何らかの不調があるサイン」だといわれていますので、その事実を伝えるのは得策だといえます。
■いびきがもたらす健康被害と奥に潜む病気(例)
- 酸素不足・睡眠不足におちいる。
- 睡眠時無呼吸症候群(睡眠中に呼吸が止まる状態)の可能性もある。
- 高血圧、糖尿病、脳梗塞などが潜んでいることもある。
まとめ
- 睡眠不足は心身に大きな悪影響を及ぼす。
- いびきをかいて眠っている人は、睡眠を取っても疲れが取れないなどの問題を抱えている。
- 旦那にいびきの話をするときは、本人にとってどんな健康問題があるかを伝える。
いびきを改善するには、旦那本人を「何とかしたい」という気持ちにさせることが必要です。
本人が取り組みたいと思えば、いびき対策は夫婦共通の目標となりますので、言い争いにはなりません。
但し、いびきは即座に改善できるものではありませんので、いろんな方法を試していく必要があります。
その間にあなたがずっと寝不足を我慢し続け、倒れてしまうということがないようにしたいものです。
可能であれば、別の部屋で睡眠を取る日を設けるなどして、自分の睡眠時間を確保することも同時に考えておきましょう。