「旦那のいびきがうるさすぎて、全然眠れない!」という悩みを持つ女性は多いようです。
こっちは耳を塞いでも寝られないのに、当の本人は気持ちよさそうに寝ていて腹が立つこともありますよね。
今回は、いびきについていろいろとご紹介したいと思います。
「いびきをかいている人は睡眠が浅い?」「いびきを改善する方法は?」という点について解説していきます。
いびきの影響で眠っても疲れが取れない
家族の中に大きないびきをかく人がいると、その音が気になって眠れなくなることがあります。
いびきをかいている本人は、とても気持ちよさそうに眠っているように見えますね。
しかし、いびきによって寝不足になるのは、まわりの人たちだけではありません。
いびきというのは、体に何らかの不調があることのサインだといわれてます。
鼻での呼吸が上手くいかない、気道が狭くなっている、疲労が溜まっているなどです。
一見、いびきをかく人は熟睡しているように見え、良い睡眠が取れているように見えますが、決してそうではありません。
気道が狭くて充分な酸素が取り入れられない、自分のいびきで夜中に何度も目が覚めるなどの問題があります。
いびきが睡眠に与える影響とは
普段ほとんどいびきをかかない人が、たくさんお酒を飲んだ夜や、風邪を引いたときだけいびきをかくということがありますね。
こういった「単発」のいびきであれば、体調さえ整えばいびきも治りますので、あまり気にする必要はないようです。
でも、毎日習慣的に必ずいびきをかいているということになると、常に睡眠不足のような状態になってしまいます。
先にご説明させていただいたように、いびきをかいている人は、酸素が充分に取りめません。
いびきをかく人は、睡眠を取っていても慢性的に眠い、疲れが取れないという問題を抱えています。
中には眠っている間に呼吸が止まる、「睡眠時無呼吸症候群」の症状が見られる人もいます。
いびきは、本人も家族も睡眠不足にさせてしまうのですね。
いびきを改善するための対策
いびきの原因は多種多様にあります。
飲酒や疲れが原因のこともあれば、肥満などによって気道が押されて狭くなっているのが原因ということもあります。
喉や器官が炎症を起こして気道が狭くなっている場合もありますし、鼻炎などで鼻が詰まっているのが原因の場合もあります。
何らかの原因により、気道が狭くなり空気が通りにくくなることで、いびきが引き起こされます。
その人がどんな状態によっていびきをかいているのか、原因を突き止めて対処することが必要です。
■いびきの改善法(例)
- 不規則な生活やアルコールを止める。
- 気道を確保するため「横向き」の姿勢で寝る。
- 良質な睡眠を得られる枕に変えてみる。
- 鼻炎などの問題がある場合は耳鼻科に行く。
- 運動不足や肥満が気になる場合は適度な運動を心がける。
- 高血圧などの問題が潜んでいないかを病院で診てもらう。
まとめ
- いびきは体の不調を訴えるサインだといわれている。
- 慢性的にいびきをかく人は、いつも寝不足の状態である。
- 何らかの原因で気道が狭くなることで、いびきが引き起こされる。
- いびきへの対処はその人が抱えている問題に合わせる必要がある。
明らかに運動不足であったり肥満の傾向が見られる場合、たるんだ筋肉や脂肪に気道が押されていることが考えられます。
気道が押されてしまうと空気の通り道が狭くなりますので、大きないびきにつながります。
他には、大きな口を開けて寝ている人は、口呼吸になっているのが原因でいびきをかいている場合があります。
口呼吸で眠ると、舌が喉の奥に落ちてしまうため、空気が取り込めなくなります。
本来の自然な呼吸(鼻呼吸)に誘引するためのグッズも販売されていますので、検討してみると良いかも知れません。