子育てをしていると、1日はあっという間に過ぎていきます。
3歳位になってくると、いろんなことがわかるようになり、自己主張もはっきりしますよね。
食事の後の歯磨きを嫌がり、逃げ回ることもあるのではないでしょうか。
そこで今回は、3歳児の子供にどう対応すれば、きちんと歯磨きをさせられるかをご紹介します。
この機会に、歯磨きを楽しいものにするコツを掴んでくださいね。
歯磨きが嫌いな3歳児にはどう対応すれば良い?
3歳にもなると、食べる量は格段に増えてきます。
大人と同じように1日3回、ばっちり食事をとるようになりますね。
そして大人以上に、スナック菓子やプリンやアイスなど、間食を欲しがるのが子供です。
そうなると、当然心配になってくるのが「虫歯」の問題。
奥歯や歯のすき間に食べ残しがあると、虫歯のリスクは上がります。
…とはいえ、毎回きちんと歯磨きができるかというと、子供は「嫌だ!」と思うときは激しく抵抗します。
3歳児に歯磨きを習慣化させるためには、歯磨きは楽しいものだと認識させることが必要です。
3歳児に歯磨きをさせるコツ
「歯磨きさせなくっちゃ!」とママが慌ててば慌てるほど、3歳児は「嫌だ」という思いを強くします。
子供は楽しいと感じることはいくらでもやりがりますが、何かを「させられる」と感じると抵抗します。
3歳児は、「これとこれは嫌い」と頭の中ではっきりと嫌なものを区別できるようになってきています。
子供に「歯磨きは楽しいものかも…」と感じさせるために、まずは慌てた顔や厳しい顔を止めてみましょう。
食後、大人がとても楽しそうに歯磨きをしている姿を見せるだけでも、子供は興味を持つようになります。
歯を磨く時間にだけ、子供が好きな音楽をかけてあげるなど、歯磨きと楽しいこととをセットにするのも良い方法です。
歯磨きチェック専用のカレンダーを貼り、きちんと歯を磨いたときにシールを貼らせてあげるという方法も効果的です。
「歯磨きと楽しいこと」をセットにすると、子供は「歯磨き=楽しいこと」だと認識するようになります。
3歳児に歯磨きを楽しませる工夫
子供はパソコンやタブレット、携帯電話などの電子機器が大好きです。
そこで、普段は触らせてあげていない携帯を、歯磨きの時間帯だけ触らせてあげるという方法を試してみます。
食後に歯磨きをしたら、子供の口の中の写真を撮り、キレイになったかどうかをチェックするのに活用します。
この方法を活用すると、「まだ奥歯がキレイじゃないねぇ。もう1回磨こうか」と言って、さらにていねいに歯磨きをさせることもできますよ。
鏡の前に行って、親子で口の中を点検するという方法も有効的です。
子供は言葉であれこれ説明されると、受け付けてくれないことがよくありますよね。
子供に大切なことを伝えるときは、写真・動画・鏡などで「視覚」に訴えてあげると良いですよ。
まとめ
- 3歳になると好き・嫌いの区別がしっかりできるようになる
- 厳しい顔で歯磨きを強要されると、子供は歯磨きが嫌いになる
- 歯磨きと楽しいこととを組み合わせると効果的
- 特に「視覚」でわかるように鏡や写真を活用すると効果が高い
子供に対して、「虫歯は怖い」とか「歯磨きが大切」と口で伝えて教育するのはもちろん大事です。
ただ、言葉だけで伝えても、子供はすんなり言うことを聞いてくれませんね。
「嫌なことをさせられている」と、子供に感じさせないようにするには、親子で取り組むのが一番です。
歯磨きが終わったら、ママと子供とでお互いに口の中をチェックするというふうにすると、子供は喜びます。
歯磨きと楽しいこととをセットに。
ぜひ、試してみてください。