今回は、テレビのCMでもネットでもよく出てくる「キシリトール」に注目します。

キシリトールが歯に良いというのはよく聞くけど、具体的に何が良いかはあまり説明されていませんよね。

また、「うちの子はまだ3歳なんだけど、キシリトール使っても大丈夫?」という疑問もあるかと思います。

そこで、幼少の子供でも使えるキシリトール入り歯磨き粉について、いろいろ調べてみました。

小さな子供を持つ親としては心配な、副作用に関してもご説明しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

「3歳児のための歯磨き粉選び」キシリトール入りは良い?


子供用の歯磨き粉で、「キシリトール配合」と表示されたものを見かけることがありますよね。

キシリトールは歯に良いということが有名ですが、一体どういうものなのかは広くは知られていません。

ここではまず、キシリトールとは何かをご紹介します。

■キシリトールって何?
  • イチゴやナスなど、いろんな果物・野菜に含まれている成分
  • 自然界にあるものから抽出して、食品添加物として製造されている
  • 日本では樹木から抽出したものを、歯磨き粉やガムに使用している
  • 世界の多くの機関で「安全性」が認められている、天然の甘味料

通常、甘い物というと「虫歯になりやすい」と連想されますよね。

しかし、キシリトールは甘味料なのに虫歯にならないという、優れた特長を持っています。

大人はミント系の歯磨き粉を好みますが、小さな子供は甘い味が好きです。

甘い味がするのに虫歯にならないキシリトールは、小さな子供に最適です。

キシリトール入りの歯磨き粉にはどんな効果があるのか


キシリトールの良さは、「甘いのに虫歯にならない」というだけではありません。

虫歯というのは、虫歯菌が口の中で「酸」を作ることで出来ていきます。

キシリトールは、虫歯菌が「酸」を作ろうとするのを阻害します。

また、天然のものから作られているため、赤ちゃんから使用することができます。

キシリトールは、赤ちゃん専用の「はみがきめんぼう」という商品でも使用されています。

他には、小さな子供でも使えるマウスウォッシュにもキシリトール配合のものがあります。

パパやママにキシリトールガムを噛む習慣があると、大人から子供への虫歯菌の感染は抑えやすいという報告もあります。

虫歯菌の活動を抑えれば、虫歯になるリスクも、人から人への感染リスクも下がるということですね。

キシリトール入りの歯磨き粉に副作用はある?


世界の多くの機関で「安全性」が認可されているキシリトールですが、日本でも厚労省が安全なものとして認めています。

ただし、キシリトールに限らず、どんな物でも大量に口に入れれば体調を崩したり、副作用が起こる可能性はあります。

元々、日本ではキシリトールは口に入れる物としてではなく、点滴剤として使用されてきました。

医療機関の中では、一気に大量に血液に投与して副作用が出ないように注意をしています。

点滴を始め、薬の取り扱いに関して注意があるのは当たり前のことですね。

では、家庭内で使う子供用の歯磨き粉でも、副作用が出ることはあるのでしょうか。

子供が、キシリトール入りの歯磨き粉を2本、一気に猛スピードで飲み込めば副作用はあるかも知れません。

でも、そんなことをする可能性はほぼゼロに等しいですね。

普通に歯を磨いたり、子供が好奇心で少し口に入れてみたりする程度のことで、副作用が起こることはないということです。

まとめ

  • キシリトールは天然の甘味料なので安心して使える
  • 世界の多くの機関で、キシリトールの安全性は認可されている
  • キシリトールは虫歯菌が酸を作る活動を阻害する働きをする

キシリトール配合の歯磨き粉が安全であることはご説明した通りですが、1点だけ気をつけておくべき点があります。

ガムやタブレットを子供に食べさせる場合は、一度にたくさん食べると下痢をしやすくなります。

キシリトールは水分を含みやすいという性質を持っています。

体内からたくさんの水分を吸い、その影響で腸が水っぽくなることにより、下痢を起こす子供がいるそうです。

2つや3つ食べた程度では大丈夫だと思われますが、次々と口に入れることがないよう、見てあげることが必要です。