朝起きたときは、口の中が細菌でいっぱい?

早く歯磨きしてキレイにした方が良い?

子供のデンタルケアでよく迷うのが、この問題ですね。

そして、朝食前に磨いたとしたら、朝食後はどうすれば良いのかという疑問も出てきます。

今回のテーマは、「朝の歯磨きのベストタイミングについて」です。

これを読めば、きっと朝の歯磨きに対する不安が取りのぞけますよ。

「3歳児の歯磨き」朝食前に磨くのは効果があるか


口の中にあるいろんな細菌は、夜寝ている間に最も繁殖するといわれています。

つまり、朝起きたときというのは、口の中にはたくさん細菌がいるということですね。

だから、起きたらいち早く歯磨きを!と考えるのは、ちょっと待ったです。

確かに細菌の数を減らすことは、虫歯予防には必要な考え方です。

でも、細菌がたくさんあるときや、細菌が活発に動いているときに歯磨きをすると、歯の表面は溶けやすいのです。

そこで、寝起きのときには歯ブラシで磨くのではなく、水やマウスウォッシュなどで「ゆすぐ」という方法がおススメです。

3歳になると、上手に「ぐちゅぐちゅぺー」とできるようになりますよね。

しっかり口をゆすぎ、細菌を外に吐き出すようにすると良いですよ。

「3歳児の歯磨き」 朝食後に磨くときの注意点


ここまでお読みいただくと、朝の歯磨きは朝食後にした方が良いということがおわかりいただけたかと思います。

ただし、食後の歯磨きには1つ注意点があります。

口の中の細菌が多いとき、または細菌が活発に動いているとき、歯を磨くと表面に傷がつきやすいことは先ほど説明しましたね。

物を食べた直後というのは、口の中の細菌がいつもより激しく活動します。

つまり、食後すぐに歯磨きをすると逆効果なのです。

細菌が活発に動き回るのは、物を食べてから10分前後でおさまってきます。

子供の歯磨きは、食後慌ててさせるのではなく、10分か15分程度待ってからさせるようにしましょう。

「3歳児の歯磨き」タイミングが難しい


3歳児にもなると、食べ物のバリエーションもずい分と大人に近づきますね。

ごはんは1日3回バッチリ食べるし、おやつは大人以上に食べることもあるかと思います。

食事の後もおやつの後も、毎回歯を磨くというのが、デンタルケアの理想です。

でも、3歳児って何かと難しい点がたくさんあるんですよね…。

歯磨きが嫌だと言って逃げることもあるし、遊びに夢中になって話を聞いてくれないこともあります。

そんな場合は、無理して押さえつけて歯を磨くのではなく、別の方法で虫歯リスクを遠ざけましょう。

とにかく水でゆすいで吐き出すだけでも、食べカスや細菌の数は減らせます。

理想通りに歯磨きができなかったからといって、あきらめてしまわず、できることをやるようにします。

まとめ

  • 起きてすぐのときは口の中が細菌でいっぱいである
  • 食後すぐに歯磨きをすると、歯の表面が傷つく可能性がある
  • 歯磨きは、食後10~15分程度経ってからがベストタイミング
  • 歯磨きができないときは、水でゆすぐなどの対応をする

口の中に食べカスがあったとしても、それだけで虫歯になることはありません。

食べカスの中の「糖」と「虫歯菌」が口の中で出合ってしまうことにより、虫歯は出来ていきます。

普段から虫歯菌に活動をさせない口内環境を作るようにしておけば、歯磨きをしなかったからといって即虫歯にはなりません。

歯の表面の傷を修復するフッ素や、虫歯菌の活動を阻止するキシリトールなどを上手に活用してみましょう。

歯磨き以外にも、マウスウォッシュやタブレットなどを生活に取り入れて、子供の歯を守るという考え方もあるのです。