子供の歯磨き粉は種類が多すぎて、迷う方が多いようです。

どの歯磨き粉を見ても、子供の歯を守ってくれそうなことが書いてありますね。

今回はその中でも、キシリトールに注目してみました。

キシリトールが歯に良いというのは誰もが聞いたことがあるかと思いますが、具体的に何がどう良いのかをご紹介します。

2歳児にはキシリトール入りの歯磨き粉が良い?


私たち大人は、歯磨き粉にミント系の味を求めますよね。

しかし、小さな子供は「甘い味」を求めます。

昔から「甘い物ばかり食べていると虫歯になる」と言われるように、糖は虫歯菌のエサになります。

キシリトールは甘味料でありながら、虫歯の元にならないという優れた特長を持っています。

キシリトール入りの歯磨き粉の味なら、甘味があり、小さな子供でも受け入れられますね。

また、子供が大きくなってきたら、タブレットやガムを食べさせることもできます。

キシリトールは、子供を虫歯から遠ざけるために「甘い物はダメ!」と注意しているママにとってはありがたい存在です。

キシリトール配合の歯磨き粉の効果


キシリトールは甘い物であるにも関わらず、虫歯の元にならないというのはご紹介した通りです。

そして、キシリトールには、子供の歯を守るための優れた点があります。

■キシリトールの効果とは
  • 天然の甘味料なので体への害がない
  • 虫歯菌の活動を阻害して、「酸」を作らせない
  • 虫歯の元となる「歯垢」を作らせない

虫歯ができるメカニズムは、ミュータントと呼ばれる「虫歯菌」と「糖」が口の中で出合うことから始まります。

虫歯菌は、口の中にある食べカスから「糖」を利用して繁殖し、酸を作ることで歯を溶かしていきます。

キシリトールには、虫歯菌の活動をブロックする働きがあります。

キシリトール配合の歯磨き粉はもちろん、タブレットやガムにも同じ効果があります。

子供がある程度大きくなり、誤飲の危険がなくなったら、普段のおやつにキシリトール系の物を選ぶと良いですね。

キシリトール入りの歯磨き粉には副作用がある?


キシリトールは天然の甘味料として使われていますが、元々は病院で使用されていました。

日本では「食品添加物」として利用するはるか前から、輸液(点滴)として使っていたそうです。

糖尿病などを患っている方に点滴をすると効果が発揮されるようですが、投与の仕方によって一部副作用が出ることがあります。

それは、大量のキシリトールを一気に血液に入れた場合に懸念される副作用ですので、歯磨き粉には関係がありません。

歯磨き粉を大量に飲む人はいませんので、歯磨き粉で副作用を起こすというのは非現実的です。

ただ、キシリトールガムやタブレットを1日中たくさん食べ続けると、下痢をする可能性があります。

キシリトールには水を含むという特徴があり、体内の水を含みながら腸に下りていきます。

たくさんキシリトールを食べた場合、腸の中の水分量が増えてしまい、中には下痢をする子供がいるようです。

まとめ

  • キシリトールは、甘い物が好きな子供にも安心して与えられる天然の甘味料
  • キシリトールには、虫歯菌の活動を阻害する働きがある
  • 虫歯の元となる歯垢を作らせないというのもメリット
  • 大量に一気に摂取しなければ、キシリトールで副作用を起こすことはない

子供の虫歯予防で大切なポイントは、「食べカスを残さない」ことと「虫歯菌に活動させない」ことです。

キシリトール入りのマウスウォッシュを使ったり、キシリトール配合の歯磨き専用綿棒を使うのもおススメです。

子供のきげんが悪くて、どうしても歯磨きをしたがらないときには、マウスウォッシュは強い味方になりますよ。