0歳児や1歳児と違い、2歳児は食事の量も回数もだんだんと増えてきます。
ミルクや離乳食を用意しなくて良くなり、ママとしては一段落ですね。
でも、大人のようにしっかり食事をとるようになると、今度は子供の虫歯のことが気になります。
今日は子供の口の中を清潔する方法の中でも、特に「うがいとゆすぎ」に注目してみました。
動き回る2歳児の歯を守るために、ぜひ参考にしてみてくださいね。
「2歳児の歯磨き」うがいもセットでさせた方が良い?
日本では「手洗いとうがい」をセットで習慣にして、風邪などのウィルスから体を守りますね。
うがいは喉に付着した雑菌を外に吐き出すのに、とても効果的です。
でも、歯磨きをした後にうがいをする必要はありません。
歯を磨いたときというのは、食べカスやさまざまな菌が口の中にたくさんあります。
その状態で上を向いてうがいをすると、小さな子供は誤って飲み込むことがあります。
食べカスや口の中の菌などを、外に吐き出すために歯を磨いているわけですから、飲んでしまう可能性があることは避けた方が無難です。
「2歳児の歯磨き」ゆすぐ回数は何回がベスト?
一口に2歳児といっても、全員が同じように上手にゆすぎができるとは限りません。
口から水がこぼれてしまう子もいますし、1回で全体をゆすげないこともあります。
ゆすぎがまだ上手くできない場合は、練習をかねて数回に分けて少しずつ水を口に入れてゆすぐようにしましょう。
ただ、上手にゆすぎができる子については、歯磨き後のゆすぎは1回で充分です。
子供用の歯磨き粉には、歯を守るためのさまざまな有効成分が入っています。
何度も何度もゆすぐと、せっかくの有効成分が口の中に残らず、効果がなくなってしまいます。
「2歳児の歯磨き」うがいのやり方はどう教えれば良い?
うがいは、ゆすぎよりも難しいものですよね。
ゆすぎとうがいを一気に教えると、小さな子供は混乱してしまうようです。
そこで、ゆすぎがちゃんとできるようになってから、うがいの練習に取りかかるようにします。
子供と一緒に洗面台に立ち、うがいのお手本を毎日見せるようにしましょう。
ほとんどの子供は、大人が間近でうがいをしているのを見せると興味を示します。
ただ、はじめから水を多く口に含んで上を向くと、誤飲で咳き込んでしまいますね。
あまりにも何度も咳き込む経験をしてしまうと、子供はうがいが嫌いになります。
最初は水を少し口に含んで上を向く練習をし、少しずつ水の量を増やすようにしましょう。
うがいは高度ですので、2歳児ができなくてもあせる必要はありません。
小学校に上がる頃、うがいがようやくできるようになったという子供もたくさんいるそうですよ。
まとめ
- 歯磨きの後にうがいをすると、食べカスや細菌を飲み込んでしまうことがある
- ゆすぎがしっかりできるようになったら、歯磨き後のゆすぎは1回で良い
- うがいの練習はあせらず少しずつやらせるようにする
2歳児は活発に動き回る時期ですね。
意思表示もはっきりするようになりますので、歯磨きを嫌がって逃げ回ることもあります。
思うように歯磨きをさせてくれない時期は、ゆすぎは歯を守るための重要な方法となります。
水で口をしっかりゆすいで吐き出せば、虫歯菌などの細菌も外に出すことになります。
子供用のマウスウォッシュを使ってゆすげば、さらに効果は上がります。