毎日子供の歯を磨くのって、大変ですよね…。

特に歩き始めの1歳前後の子は、なかなかじっとしてくれなくて大変です。

手ぎわ良く歯磨きを終わらせるため、効果が高い歯磨き粉を使いたいものですね。

そこで今回は、虫歯予防に良いといわれる「キシリトール入り」の歯磨き粉について色々調べてみました。

歯磨き粉選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

1歳児でもキシリトール配合の歯磨き粉は使える?


歯磨き粉には、0歳児から使用できるタイプの物が多く存在します。

キシリトール配合の子供用歯磨きを購入する際、赤ちゃんでも使用可という物を選べば、1歳児にも問題なく使えます。

ただ、歯磨き粉の多くは磨いた後に口をゆすぐ必要がありますね。

水を口に含んで「ぐちゅぐちゅ・ペー」と吐き出すことができない子の場合は、以下のような商品を選ぶと良いようですよ。

■歯磨きの後にゆすがなくても良い物を選ぶ
  • ゆすぎが要らない歯磨き粉
  • 歯磨きのときに飲み込んでも大丈夫とされている歯磨き粉
  • キシリトール成分が含まれた「はみがきめんぼう」

キシリトール配合の歯磨き粉にはこんな効果が!


ここではまず、キシリトールってそもそも何なの?ということをご説明しますね。

■キシリトールって何?
  • キシリトールは天然の甘味料
  • 自然界にある樹木などから抽出している
  • ナスやイチゴなどからもキシリトールは発見されている

キシリトールは「甘味料」ですので、甘いという特長があります。

子供は甘い味を好みますので、キシリトールの甘味が入った歯磨き粉なら受け入れられますね。

また、自然界にある天然のものから作られているため、体にも安全です。

日本では、1997年に厚生省(現厚労省)はキシリトールは安全な食品添加物として認可しました。

なお、アメリカ合衆国では、1日の摂取量に制限を与えなくて良い食品としています。(食品衛生安全局)

ミュータンス菌と呼ばれる虫歯菌は、口の中に甘い物があると、「酸」や「歯垢」を作り出します。

「酸」と「歯垢」は虫歯の原因ですが、キシリトールは虫歯の原因を作らせません。

子供にはよく「甘い物ばかり食べてると、虫歯になるよ!」と注意することがありますよね。

でも、キシリトールは甘い物でありながら、虫歯の原因にならないという優れた特長があるんです。

キシリトール配合の歯磨き粉に副作用はある?


厚労省がキシリトールを安全な食品添加物として認可するずっと前から、日本では別の目的で使用されていました。

キシリトールは元々、輸液(点滴剤)として使われていました。

主に糖尿病などを患う患者さんに投与する目的で使われているようですが、一気に大量に血液に投与すると、副作用が出ることがあります。

でもそれは、あくまでも「点滴」の話であり、医療機関内で取り扱いを徹底しているという管轄の事柄です。

「キシリトール入りの歯磨き粉は大丈夫なの?」と思われる方もいるかも知れませんが、そもそも歯磨き粉を大量に体内に入れることはありませんね。

たとえば、体重20キロ程度の子供であれば、歯磨き粉2本を一気飲みでもしない限り副作用は出ないそうです。

但し、大きくなってくるとキシリトールガムやタブレットを食べることがありますね。

キシリトールは体内の水を含むという性質を持っていますので、大量に食べると腸の水分量が多くなります。

キシリトールガムやタブレットを一度に大量に食べると、下痢をすることがあります。

子供にキシリトールガムなどを食べさせるときは、一気に食べさせないようにしましょう。

まとめ

  • キシリトールは天然の甘味料
  • キシリトールは虫歯の原因となる「酸」や「歯垢」を作らせない
  • 1歳児の子供にはゆすぎが不要の歯磨き粉を選ぶと良い
  • キシリトールが含まれた「はみがきめんぼう」を使うという方法もある
  • キシリトール入りのガムやタブレットは、一気に食べると下痢をすることがある

キシリトールは、虫歯の原因にならないというだけでなく、「虫歯菌の増殖をおさえる」力も持っています。

このような性質を持つ甘味料は、キシリトール以外にはないとされています。

子供の虫歯予防は、「食べカスをきちんと磨いてかき出す」ことと「虫歯菌の繁殖を抑える」のが基本です。

せっかく歯磨きをするなら、菌の繁殖もしっかり抑える効果がある歯磨き粉を選びたいですね。