いくら正しい歯磨きの仕方を教えても、すぐに歯ブラシを噛んじゃう子供っていますよね。
「噛むんじゃなくて、ちゃんと磨いて!」と、ついイライラしてしまいます。
それに、歯ブラシを買い替えてもすぐにダメになってしまうのも辛いところです。
そこで、歯ブラシを噛む癖がある子供について、いろいろと調べてみました。
歯ブラシの噛み癖の対処法もご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
子供が歯ブラシを噛む理由
■歯ブラシの噛み癖にはいろんな理由がある
- 歯ブラシの感触が嫌いだから、噛むことで食い止めようとする
- 物を噛むと安心する
- 親に甘えたいという気持ちの表れ
単純に「歯ブラシの感触が嫌だ」という子供もいれば、噛むことが精神安定剤になっている子供もいるようです。
歯ブラシだけでなく、おはしの先を噛んだり、爪を噛んだりする癖がある子供もいますよね。
子供は大きくなるにしたがって、いろんなことを我慢することようになっていきます。
あれこれ我慢していると、甘えたいという気持ちを、その子なりの方法で表に出します。
その1つが、「噛む」という行動で表れるそうです。
子供の歯ブラシを長持ちさせるには
ここでは、噛み癖がある子供の歯ブラシを長持ちさせるには、どんな対応法があるかをご紹介します。
まず1つ目は、子供が歯磨きに集中しやすい環境を整えるという方法です。
歯ブラシを噛むという行動は、「ながら磨き」をしているときや、親が見ていないときなどに見られるようです。
ぼーっと1人でテレビを見ながらだと、歯を磨いていることも忘れ、テレビにのめり込みますね。
テレビなどを消し、親がそばについてあげることで、歯磨きに集中させてあげるようにしましょう。
2つ目は、「噛んでも良い歯ブラシ」を1本用意してあげるという方法です。
耐久性の高い歯ブラシを子供用に1本、仕上げ磨き用の歯ブラシを別に1本用意します。
癖というのは「やめなさい」と言われても、無意識にやってしまうものです。
歯ブラシが次々にダメになるのを防ぐために、本人用と仕上げ用を分けるというのも良い方法ですね。
「子供の歯ブラシ」の選び方
■噛み癖がある子供におススメの歯ブラシは?
- シリコン製やゴム製の噛むタイプの歯磨きグッズ(乳児用)
- タフトという歯ブラシのミディアム(M)は耐久性が高い(乳児用・幼児用)
次に、ママやパパが使う「仕上げ磨き専用」の歯ブラシをご紹介します。
仕上げ磨き専用の歯ブラシは、さまざまなメーカーから販売されています。
おススメは、コンビ(Combi)の「テテオ・仕上げみがき用」歯ブラシです。
この歯ブラシは、首の部分に15度のカーブがついていて、奥歯まですんなり磨くことができます。
噛み癖がある子は、歯ブラシの感触が苦手な場合がありますので、できればテキパキ磨いてあげたいですね。
紹介させていただいたような歯ブラシを使えば、仕上げ磨きもテキパキとしてあげることが可能です。
まとめ
- 子供が歯ブラシを噛むのには理由がある
- 歯磨きに集中できる環境を作ると、噛み癖は減らせる
- 歯ブラシは「子供が使うもの」と「仕上げ用」とに分けると良い
耐久性に優れている歯ブラシは、他にもさまざまなメーカーから発売されているようです。
ただ、歯ブラシを噛むという行為は、歯の表面が傷つく可能性があります。
好ましいことではありませんので、「歯ブラシは噛んじゃダメだよ」という指導は根気よく続けましょう。
甘えたいという気持ちの表れかも知れませんので、きつい口調で言わないのも大事なポイントです。