子供用の歯ブラシってたくさん売られていて、どれを選べば良いか迷っちゃいますよね。
また、歯ブラシの買い替えってタイミングがわからない…という方もいるかと思います。
そこで今回は、子供の歯ブラシについていろいろと調べてみました。
子供用歯ブラシの選び方や、買い替え時を紹介していきますので、参考にしてみてくださいね。
子供の歯ブラシがすぐダメになる
家族の歯ブラシを同時に買いそろえたのに、傷み方に差があると感じたことはありませんか?
よくいわれているのが、「子供の歯ブラシがすぐに傷んでダメになってしまう」ということです。
歯磨きのとき、必要以上にきつく力を入れると、短期間で歯ブラシが傷んでしまいます。
歯ブラシがすぐに傷んでダメになるのは、磨き方に問題ありというサインです。
歯ブラシが傷むようなきつい磨き方をしてしまうと、歯を守っている大切なエナメル質が傷つきます。
エナメル質が傷ついたり溶けたりすると、その部分から虫歯になってしまいます。
子供には「やさしくブラッシングする」という方法を教えた方が良いですね。
歯ブラシをそっと子供の手の甲に当て、「これくらいの力で磨こうね」と伝えると、理解がしやすいようですよ。
子供の歯ブラシの選び方
子供の歯ブラシ選びは、その子の成長度合いや歯の生え方に合わせるのが大切です。
■小さな赤ちゃんにはどんな歯ブラシを選べばいい?
- 生後半年頃までは、ガーゼで拭くか歯磨き専用の綿棒を使う
- 親の手に、指サックブラシをつけて磨くという方法でも良い
- 7~8ヵ月頃からは乳歯用の小さな歯ブラシを使うようにする
- 何でも噛みたがる10ヵ月頃からは「ブラシ部分がゴムのもの」を試す
次に、歯が生えそろった子供に合う歯ブラシを紹介します。
子供用の歯ブラシは「やわらかめ」を選ぶ方が良いといわれています。
子供はどうしてもガサガサ動きますし、きつく歯を磨いてしまいがちですよね。
やわらかいタイプのものを使えば、歯の表面や歯茎が傷つきにくいようです。
子供の歯や歯茎が傷つかないようにするために、「ラウンド加工」してある歯ブラシを選ぶママも多いようですよ。
ラウンド加工とは、ブラシの先端が「丸く加工してある」という意味です。
子供の歯ブラシの「替え時」は?
イラストの右下の歯ブラシは、毛先が広がっていますね。
このように毛先が広がると、うまく歯のすき間に入らず、汚れもかき出せなくなります。
■歯ブラシを買い替えるタイミング
- 毛先が広がってきたらそろそろ買い替え時
- まだ毛先が広がっていなくても、ブラシが黄色く変色してきていたら買い替える
- 歯ブラシの寿命は、1日3回歯磨きをする人で約1ヵ月といわれている
歯ブラシのゆすぎ方や管理が悪いと、ブラシの部分が変色してしまうことがあります。
食べカスや湿気によって変色した歯ブラシは、雑菌がたくさんついていますので、買い替えるようにしましょう。
ただ、歯ブラシは見た目がきれいでも、長く使うと「弾力性」がなくなります。
変色もしていないし、毛先も広がっていないという人でも、1ヵ月に1回は買い替えるのが基本のようです。
まとめ
- 歯ブラシが傷むのが早いのは、きつく磨きすぎているのが原因
- 歯ブラシ選びは、子供の成長や歯の生え方に合わせる
- 生後6か月までは歯ブラシよりも、ガーゼや綿棒を使うと良い
- 歯ブラシの毛先が広がると、上手く汚れがかき出せなくなる
- 歯ブラシの買い替えは1ヵ月に1回を目安にする
子供の歯の生え方は、それぞれに違いがあります。
歯並びが悪い、八重歯があるという場合は、特にすみずみまで磨くのが大変ですね。
そういう場合は、細かいところまで磨ける細い歯ブラシをもう1本用意してあげると良いようです。
すき間が狭くて、歯ブラシの先端が入りにくいという場合は、子供用フロスを使うという方法もあります。