子供の歯磨きに関して、悩みや不安を持っている方は多いですね。
特に困るのが、子供が歯磨きを嫌がって、泣いたり逃げたりすることではないでしょうか。
そこで、「虫歯にさせたくないのに、子供が言うことを聞いてくれない!」という場合の対処法について調べてみました。
歯磨き嫌いの子供にどう対応すれば良いのか、いろんな例を紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
子供が歯磨きをしなくてイライラしてしまう
歯磨きを嫌がり、逃げたり泣きわめいたりする子供は多くいます。
でも、何とかしようとママが必死になればなるほど、子供の抵抗も激しくなります。
子供が言うことを聞かないことでママがイライラすると、そのイライラはまた子供に移るのです。
まさに「悪循環」ですね。
どうすれば良いかわからなくて、八方ふさがりに感じているママもきっといますよね。
■ママのイライラは歯磨きをしないとおさまらない…
- 子供が泣いても怒っても、歯をしっかり磨いて清潔にする
- 子供の気持ちを安定させ、前向きに歯磨きをさせる
子供の歯磨きは無理やりでもやった方が良い?
子供が歯磨きを嫌がったとき、多くのママは、子供を説得したり叱ったりして対応しているようです。
どうしても言うことを聞いてくれないから、押さえつけるという方法で何とか歯磨きをしているママもいます。
子供が泣いたからといって、歯磨きをせずに放置というわけにもいきませんものね。
でも、無理やり歯磨きをすることにはデメリットがあります。
■子供の歯を無理やり磨くデメリットとは
- 力ずくで磨くため、歯のエナメル質を傷つけやすい
- 焦ってしまい、ていねいに見ながら歯磨きができない
- 歯茎や頬に歯ブラシがきつく当たることがある
- 子供がますます歯磨き嫌いになってしまう
歯の表面を守っているエナメル質に傷がつくと、その部分は虫歯になりやすくなります。
慌てて磨くと、食べカスや汚れがしっかり取れないという点も気になりますね。
次の項目では、子供が歯磨きを好きになる方法を紹介していきます。
子供が歯磨きを好きになる工夫を紹介
子供は、嫌だと思うことは徹底的に嫌がります。
でも逆に、子供には、楽しいと思うことには夢中になって取り組む集中力があります。
■子供が歯磨きを好きになる工夫
- パパやママも含めてみんなで楽しく磨く雰囲気を作る
- 手鏡を使って、口の中を見せてやると興味が高まる
- スマホ で口の中の写真を撮ってあげるのも効果的
- 動画や絵本で歯医者さんや歯磨きの物語を見せる
ポイントは「楽しい雰囲気」と「目で理解できるようにしてあげる」という2点です。
子供は、厳しい顔で言われたことは「嫌なこと」だと思ってしまいます。
でも、パパやママが楽しそうに歯磨きをしているのを見れば、「自分も輪に入りたい」と思います。
また、言葉でたくさん歯磨きの大切さを伝えるよりも、「視覚で興味を持たせてあげる」方が、子供は理解できます。
いつもは触らせないスマホを、歯磨きのときだけ触らせてあげるというふうにするのも効果がありますよ。
まとめ
- ママがイライラすると、子供はますます歯磨きに抵抗してしまう
- 無理やり歯を磨くことには、デメリットがたくさんある
- 歯磨き嫌いを悪化させると、子供はますます歯磨きから遠ざかる
- 子供が歯磨きを好きになる工夫をすることが大切
子供の人生は、この先すごく長いですので、いつまでもママが追いかけるわけにもいかないですね。
歯磨きに対して前向きにさせること、正しい歯磨きを教えることは、子供にとって一生の財産になります。
子供はやる気に火がつけば、必ず前向きに取り組むようになります。
根気よく関わってあげて、「親子でイライラ」を「親子でニコニコ」に変えていきたいですね。