小さな子供の多くは、歯磨きをイヤがりますね。
かと言って、無理やり磨くのは、子供にもママにもストレスになります。
今回は、子供の歯磨きを習慣化させたベテランママの経験談をいろいろ紹介していきます。
子供を歯磨きに前向きにさせるのにはコツがあるんです。
ぜひ参考にして、毎日の歯磨きを楽しいものにしていきましょう。
「子供の歯磨き」イヤイヤ期の対処法は?
赤ちゃんは、ちょっとでも「不快」だと感じると大泣きしてしまいます。
一度きげんが悪くなると、そう簡単には泣き止んでくれませんね。
乳歯が数本しか生えていなくて、ミルク中心の赤ちゃんの場合は、歯磨きを急がなくても大丈夫です。
ごきげんがいいとき、1日1回で良いので丁寧に磨いてあげます。
赤ちゃんのきげんに合わせるという方法なら、1日2回磨くことも可能になりますよ。
次に、何でもかんでも「イヤ!」と反発するイヤイヤ期の対応を紹介しますね。
イヤイヤ期の子供に対しては、歯磨きは楽しいということをいろんな方法で伝えていきましょう。
無理やり磨いたりきつい言い方をすると、「歯磨きはイヤ!」という気持ちがますます強くなってしまいます。
子供に歯磨きを習慣化させる方法
■イヤイヤ期の子供に歯磨きを習慣化させる方法
- パパやママが楽しそうに歯磨きをする姿を、食後必ず見せる
- 虫歯や歯磨きについて描いている絵本を読んであげる
- YouTubeなどで歯磨きの唄の動画を見せる
- ぬいぐるみを使って、歯磨きごっこや歯医者さんごっこをする
小さな子供は、大人がやっていることをうらやましがりますね。
食事が終わるたびに、パパやママが楽しそうに歯磨きをする姿を見ると、子供も自然と参加したいと思うようになります。
また、絵本・ぬいぐるみ・動画などを使い、「見て理解できる」方法で伝えるのも効果的です。
「イヤイヤ期」は、「何でも自分でやりたがる期」の前ぶれです。
たとえば、靴下を履かせようとすると「自分で!」とか「〇〇ちゃんがするの!!」という反抗をするようになりますよね。
成長と共に「自分でやりたい!」気持ちは強くなりますので、歯磨きがイヤだと思わなければ習慣化できます。
子供に楽しく歯磨きをさせる工夫
子供はパパやママの笑顔が大好きです。
歯磨きをするときは、家族みんなで「楽しいことに取り組んでいる」というムードを作ります。
ぬいぐるみや絵本で子供の気持ちを前向きにさせる以外には、鏡を使う方法も効果があります。
手鏡を持たせて口の中を見せると、子供は必ず興味を示します。
手鏡も、絵本や動画と同じで「子供の視覚に働きかけて気持ちを上げる」方法ですね。
小さな子供には、言葉だけのコミュニケーションではなく「見てわかるように」してあげる工夫をしましょう。
食後の歯磨きが少しずつ習慣になってきたときは、「ご褒美シール」を使うと喜びますよ。
子供用の歯磨きカレンダーを用意し、きちんと磨けたらシールを貼らせてあげるという方法です。
シールの代わりにキャラクターのハンコを使っているママもいます。
まとめ
- 乳児が生え始めた赤ちゃんは、きげんの良いときに歯を磨いてあげると良い
- イヤイヤ期の子供には、歯磨きを楽しませる工夫が必要
- 小さな子供は「視覚」で理解させると効果的
- 成長と共に何でも自分でやりたがるようになるので、歯磨きを習慣化すれば積極的になる
歯磨きが好きになってきたら、歯医者さんに連れて行くという方法もあります。
歯科医や歯科助手から磨き方のアドバイスをもらうと、子供はちゃんと意識するようになります。
子供はイヤだと思うことはとことんイヤがりますが、楽しいと思うことには積極的になります。
慌てず神経質にならず、少しずつ子供に歯磨きの楽しさを伝えていきましょうね。