「我が子に健康であってほしい」という願いは、親はみんな持っています。

バランスの良い食事を用意するのも、身のまわりのお世話をしてあげるのも、すべては子供の健康のためですね。

「お口と歯を清潔にたもつ」のも、健康を管理するには欠かせません。

でも……わかってはいるけど、難しい!と感じているママは多いのではないでしょうか。

子供はじっとしているのが苦手で、落ち着いて歯磨きができないという悩みを持つママは多いようです。

今日は子供の歯磨きで悩むママのために、歯磨きを嫌がる子供への対応をご紹介していきます。

歯磨きに対して子供が積極的になる方法をとり入れて、大切な我が子を虫歯のリスクから遠ざけましょう。

子供が歯磨きを嫌がる理由


お家の中には、子供たちが「嫌だ」と思うことがたくさんあります。

眠いのに起こされるのは嫌だ、着替えるのは嫌だ、おもちゃを片づけるのは嫌だ…などなど、嫌なことだらけです。

もっともっと、挙げればきりがないくらい「嫌なこと」はありますが、歯磨きもその1つとして挙げられます。

子供は「楽しくないこと・おもしろくないこと」はほとんど全部、嫌がるものなのです。

いくら「勉強しなさい」と言ってもやらない子がいるように、歯磨きも「嫌なものは嫌だ」という発想になるのです。

嫌だと思っているのに、厳しい顔で「歯磨きしないとダメでしょ!」と言われたり、口を開けさせられたりすると、子供はますます歯磨きが嫌いになっていきます。

パパやママが歯を磨いている姿をほとんど見かけないのに、「歯磨きは大切よ」と指導しても、子供には響きません。

歯磨きが嫌いなまま成長していくと、小学生になっても歯磨きをサボりたいという意識が取れず、さっさと済ませてしまうようになります。

冷たいフローリングで一人洗面台に向かうという行動は、楽しいわけがないですね。

子供が歯磨きを嫌がらない方法はある?対策例


世の中には、親が「歯磨きの時間だよ」と声をかけると、「はーい!」と明るい返事が来るという家庭もあります。

子供が歯磨きを毎回嫌がったり、泣いたり暴れたりする悩みを持つ親にとっては、うらやましい限りですね。

実は、子供を歯磨きに対して前向きにさせていくには、コツがあります。

子供はパパやママの態度・行動で、歯磨きを好きにもなるし、嫌いにもなります。

■「家族で取り組む」=「楽しい時間」と感じる
  • パパやママと並んで歯を磨く
  • みんなでお口をゆすぐ
  • 歯磨きが終わったらお互いに口の中をチェックする

子供の気持ちの中から、歯磨きの「やらされ感」を取りのぞくために、パパもママもこんなに歯を大事にしているよという姿勢を見せていきましょう。

歯磨きの時間が楽しいものになれば、子供は積極的になります。

子供に歯磨きの大切さを理解させるには?


子供に歯磨きの大切さを理解させるときにも、気持ちを前向きにさせる工夫をすることが大切です。

心を開いて「そのお話を聞きたい」という気持ちにならなければ、子供は理解を示しません。

■子供が楽しいと感じる歯磨きの学習法
  • 歯磨きや虫歯について描かれた絵本を読む
  • ぬいぐるみや人形を使って、歯磨き遊びをする
  • YouTubeなどで、歯磨きの楽しい唄の動画を見る
  • 歯磨きソングを親子で歌う
  • 子供に手鏡を持たせ、歯磨きの後のチェックのときに、自分の目でも確認させる

親が歯磨きの重要性を子供にしっかりと伝えておいた子は、デンタルケアの意識が高い大人になります。

全国の「虫歯保有率」が低い都道府県ランキングでは、長年、新潟県が1位を取り続けています。

12歳児の虫歯保有本数は、平均でわずか0.4本しかありません。

新潟県では、幼稚園児・保育園児の「親の歯磨き指導」を徹底しています。

地域ぐるみ・家族ぐるみで子供の歯を守っていますので、子供も自然と歯磨きに対する意識が高くなっていきます。

子供たちは虫歯がゼロ、もしくはゼロに近い状態で大人になり、大人になってからも正しい歯磨き方法を実践しています。

子供の頃に歯の大切さを深く理解することは、その後の人生の財産になります。

まとめ

  • 子供はお家の中に嫌いだと思うことがたくさんある
  • 歯磨きに良い印象がなければ、歯磨きを好きになることができない
  • 子供は楽しいと思うことには自然と積極的になる
  • 家族で歯磨きに取り組むと、子供は歯磨きの時間を楽しむようになる
  • 歯磨きの大切さは小さな頃から教えていた方が良い

子供は、大人のように「こうするべき」という考えで行動するのが苦手です。

幼稚園や小学校という「社会」の中で、感情をおさえる練習を重ねることで、やらなければならないことが少しずつできるようにはなっていきます。

でも、急に一足飛びになんでも我慢できるようになるわけではありません。

特にお家では、ありのままの姿で過ごしたい欲求が高くなりますので、嫌なものは嫌だという態度が出ますね。

嫌なことだという子供の認識を、「楽しいもの」に変えてあげることで、積極的に歯磨きをする家庭にしていきましょう。

また、子供が歯磨きを楽しむようになると、パパやママのストレスも激減します。

子育てのストレスを少しでも下げるためにも、楽しい歯磨き習慣を築いていきたいですね。

じょうずに歯磨きができた後には、カレンダーに可愛いシールを貼らせてあげるなど、ご褒美を使うのも効果的ですよ。