節分に食べるものと言えば「豆」を連想する人が多いのではないでしょうか。
ところが近年「恵方巻」を食べる習慣が、すっかり定着してきましたね。
節分の日に、ご家庭でも恵方巻を作ってみては如何でしょうか。
恵方巻の具材には何かきまりがあるのでしょうか。
ここでは、恵方巻の具材と簡単なレシピについてご紹介します。
恵方巻の具材には、きまりがあるのでしょうか。また、由来は?
七福神とは、恵比寿、大黒天、毘沙門天、弁財天、福禄寿、寿老人、布袋の7人の神様です。
「七つの厄災が取り除かれ、七つの福が訪れる」といういわれがあります。
その縁起を担いで7種類の具材が良いとされています。
- 厚焼き卵
- うなぎ
- 穴子
- 桜でんぶ
- きゅうり
- シイタケ煮
- 伊達巻き
- かんぴょう
- だし巻き
※などですが、特にきまりはなく最近では、いか、エビ、いくらサーモンなども人気ですね。
- きゅうり 青鬼に見立てて「鬼を食べる(退治する)」
- 桜でんぶ 赤鬼に見立てて「鬼を食べる(退治する)」
- たまご 金運が上がる。
- えび エビの姿から、腰が曲がるまで長生きできるように。
- かんぴょう 昔は高級な食べ物だったので縁起物。
- 穴子 その長い姿から健康長寿。
- うなぎ うなぎのぼりから、出世を祈願する。
- しいたけ 健康・元気への願い。
恵方巻、海鮮の具材でお勧めは? 簡単レシピ
エビ、まぐろ、穴子、うなぎ、サーモン、いくら、いか、など。
- いか (糸造り) 50g
- サーモン(刺身) 50g
- まぐろ (赤身) 100g
- いくら 適量
- ごはん 茶碗2杯
- 厚焼きたまご 60g
- 大葉 6枚
- 海苔 2枚
- ①サーモン、まぐろ、厚焼きたまごは1.5㎝角の棒状に切る。
- ②酢、砂糖、塩を合わせ、すし酢を作る。
- ③巻きすに海苔を置き、ごはんの半量を、海苔の奥約2cmを残して広げる。
- ④中央よりやや手前に大葉半量を横向きに並べる。
- ⑤いか・いくらの半量と①で作った棒状の具を、海苔の幅に合わせて積むように置く。
- ⑥のりを手前から巻きすごと一気に具材の上にかぶせ、中身を転がすようにして巻く。
- ⑦巻き終わりを下にして、巻きすを、ぎゅっとおさえる。
恵方巻、野菜の具材でお勧めは? 簡単レシピ
きゅうり、かいわれ、アボガド、サニーレタス、サラダ菜、大葉、など。
- カニカマ 7本
- かいわれ 少々
- きゅうり 1本
- 大葉 6枚
- ツナ缶 1缶(小)
- サラダ菜 6枚
- 卵 2個
- マヨネーズ 適量
- 海苔 2枚
- ごはん 茶碗2杯
- ①薄焼きたまごを作る。
- ②ツナは、よく油を切り、マヨネーズと合わせる。
- ③酢、砂糖、塩を合わせ、すし酢を作る。
- ④巻きすに海苔を置き、ごはんの半量を、海苔の奥約2cmを残して広げる。
- ⑤巻きすの上に、海苔・ごはん・大葉・薄焼き卵・サラダ菜を載せる。
- ⑥その上にカニカマ、棒状に切ったきゅうり、ツナマヨ、かいわれを載せる。
- ⑦のりを手前から巻きすごと一気に具材の上にかぶせ、中身を転がすようにして巻く。
- ⑧巻き終わりを下にして、巻きすを、ぎゅっとおさえる。
まとめ
- 恵方巻の具材は、七福神にちなんで7種類が基本とされる。
- 七福神には、「七つの厄災が取り除かれ、七つの福が訪れる」といういわれがある。
恵方巻の具は、七福神にちなんで7種類とするのが縁起が良いとされていますが、栄養面でも満点ですね。
具材の種類には、特にきまりはありません。あまり堅苦しく考えずに、楽しみながら作りましょう。
節分には、是非、手作りの恵方巻にチャレンジしてみてください!